「『食べてほしい』って思おう!『食べてくれる』って期待しよう!自分だけの力じゃ、まだなにもできないんだから!」早く仕事に慣れ、喜翠荘で働く従業員と打ち解けようと頑張る緒花。そんな彼女のお話。
『誰かに期待しても、傷つくだけだ…』小学生のころ、
『次の授業参観には絶対に行く』という母親の言葉に期待していた緒花。
しかし、授業参観に母は来なかった。
『だったら最初から、期待しなければいい。』早朝、民子よりも早く起きて草刈りをする緒花。
「刈り取る!!」きちんとノビルは避ける緒花。学習したんだね。
スイに呼ばれる緒花。
菜子のもとで仲居としての仕事を覚えるようにと言われる。
仲居としての最初の仕事として、客室の清掃業務を行う緒花と菜子。
1室が終わった時に菜子が呼ばれて緒花の元から離れる。
緒花が次の清掃業務として行ったのが208号室の『波の間』だった。
その部屋に止まっているのはなんと
『有名な小説家』だそうで、散らかし方も大物ぶりを発揮していた(緒花談)
その部屋をきれいに片づけ終えたところに菜子が通りがかる。
次の仕事を聞く緒花。
「次は…ありません。今朝は終わりです…その…、お疲れさまでした…」「しっかりしろよ!お前!!」と厨房から響く怒号。
民子が客に出す焼き物を全て焦がしてしまい、代わりの物を作るため、賄いを作る時間が無くなってしまう。
それをみた緒花は賄いを作り始める。
料理を食べた徹に
「お前より上手いんじゃないか?」と言われた民子は外へと出て行ってしまう。それを追う緒花。
「でしゃばるな!!」緒花が作った賄いを自分への当てつけと思い込み、
『有難迷惑』と怒りをぶつける民子。
そこへ、
「女将を呼べー!!」とまたしても怒号が。
今度は208号室の『波の間』に1か月宿泊している太郎の声だった。
執筆していた原稿が従業員が清掃してから無くなったとのこと。
そしてその犯人として緒花に疑いをかける。
スイが緒花に事実確認をとったうえで
警察を呼ぼうとするがそれを拒む太郎。
そこで、スイは従業員総出で捜索することを提案。
太郎は小説が見つからなかった場合の賠償として、これまでの宿賃をチャラにさせることを確約させる。
「無駄なやる気は邪魔になるだけだ!」と波の間を勝手に掃除したことを窘めるスイ。
「ぐれてみようかなー、とも思うのですが、ぐれ方がわからない!」と途方に暮れる緒花の前を徹が横切る。
徹の手伝いで車に乗り込む緒花。
だが、
「死ね」と言ってしまうことで、危ない目にあう。
そして
「死」という言葉の意味の大きさに気付き、車を降り喜翠荘へと戻る。
「あんたが余計なことをするからだ。…死ね!」と民子に言われる緒花。
その言葉に、
『言葉を選んだほうがいい』と捕まえて抗議する緒花。
そして、その光景を見て逃げようとする菜子も捕まえて
「逃げるのやめようよ!」と抗議する。
そして2人のことをもっと知りたいと思った緒花は2人の嫌いな食べ物を聞く。
「明日も私、賄い作るから!私、2人にムカついてるから!腹いせに、2人の嫌いなもの入れるから!」立ち去ろうとする2人。
「言ええええええええええええええ!!」と2人を押し倒す緒花。こうしてそれぞれの嫌いな食べ物を聞くことに成功する。
(民子:ほうれん草、菜子:里芋)翌日、賄いに2人の嫌いなものを入れる緒花。
「『食べてほしい』って思おう!『食べてくれる』って期待しよう!自分だけの力じゃ、まだなにもできないんだから!」ゴミ捨ての際に太郎の原稿を読む緒花。
そこには、緒花の名前や、色々えっちぃ事が書かれていた。
それを見られてしまった太郎は
「僕は悪くない…」と呟きながら緒花に近づき…。
だんだんと仕事を覚えてきた緒花。
民子と菜子とも少しずつですが、打ち解けあってるようですね。
そして宿泊客の太郎は一体…!
次回に期待です!

花咲くいろは 1
伊藤かな恵,小見川千明,豊崎愛生,戸松遥,能登麻美子,P.A.WORKS,岡田麿里,安藤真裕
ポニーキャニオン (2011-07-20)
売り上げランキング: 70
- 関連記事
-