「ゲル…バナ…?」エレベーターの扉が開いた先、そこには刺されたはずの牧瀬がいた。
驚きの表情を浮かべる岡部。今回はそこからのお話。
「何が真実よ!!馬鹿なの?死ぬの?」刺された場所を調べようとした岡部を払いのける言い放つ牧瀬。
彼女は大学の講義の講師として呼ばれていた。
講義中に『タイムマシン』など作れないと結論付ける牧瀬に対し
「異議あーり!!」と声を荒げる岡部は牧瀬に物申す。
しかし、ディスカッション形式での彼女の完璧なまでの理論に完膚なきまでに叩きのめされた岡部。
「まてよ、あの小娘、おそらくは機関のエージェント。この講義そのものが周到に仕組まれた俺への精神攻撃だと
。その手には乗らぬわ…フフフ」と妄想に入り込んでしまう。
とそのとき岡部の携帯にまゆりから連絡があり、岡部はまゆりが待つ神社へ。
そこにいたのはまゆりと
漆原(うるしばら)るか。
るかは見た目はかわいい美少女。だが
男。(岡部曰く、『女より女らしい美少女』)
るかにお祓いをしてもらい、荷物を持って帰る岡部とまゆり。
途中でまゆりがバイトのため離脱する。
そして、ラボ下の『ブラウン管工房』のアルバイトの
阿万音鈴羽(あまねすずは)と出会う。
ラボに戻り、今までの出来事の検索をするが、やはり岡部が経験した出来事は存在せず、会見も中止、牧瀬が刺されたというニュースもなかった。
「俺が見たのは…幻だったのか…」ふと、@ちゃんねる(作中の巨大掲示板)のスレを見ると、そこには、ジョン・タイターを名乗る日本人がいた。(2000年頃に現れたそれとは別人と思われる。)
『今、ジョンタイターを騙るバカが居るとはな!』そう書き込みをした岡部だが、住人の反応がおかしい。
彼についての資料を提示しようとネットで検索をしたのだが、12件と、かつて話題になった人物としては少なすぎる結果に狼狽する岡部。
本棚の彼についての関連資料も無くなっていたことに驚きを隠せない岡部は、ダルに資料のありかを聞く。が…
「ジョンタイターって、誰ぞ?」徹夜で彼について調べた岡部だが、2000年にはこの世界には来てないという岡部との認識が異なる答えしか返ってこなかった。
そうして、うつむきながら街中を歩いていると、自分を撮っている女性の姿が。
その女性の名は
桐生萌郁(きりゅうもえか)。
『自分が今日どこを歩いて、何を見たかを証明するため』に写真を撮っていたという。
写真を消してほしいと頼む岡部に対して桐生はレトロなPCの写真を見せ、
『消してほしいならこの写真について詳しく教えて』と暗喩するようなそぶりを見せる。
その押しに負けた岡部は自分のメアドを桐生と交換する。
そしてPCに詳しいダルと、まゆりが働いているメイド喫茶で落ち合う。
ダルに写真を見せると、ダルは、これは幻のレトロPCだと言う。
とそのとき、桐生からメールが入る。
『鳳凰院さん、さっそくメールしました。桐生萌郁といいます!はたち!!フリーター!!!メールしてもいいよね!?イヤだって言ってもしちゃいまーす! 萌郁』(実際には絵文字満載の、見た目の印象からは程遠い文面)
ダルの解答を返信する岡部。
そしてラボに戻り、電話レンジ(仮)の実験をする2人。もちろんバナナを使用。
房ごと使う岡部を制止し、1本だけ使用する。
実験が終了し、扉をあけるダル。
しかし、中にあったバナナは消滅していた。
テレポートだと説く岡部に、それを否定するダル。
「では、どう説明する!房からちぎり、レンジに入れたあのバナナを!」と先ほどのバナナの房を指差す…が、
「ゲル…バナ…?」なんとゲルバナが房に完全につながっていた。
そしてテレポート説を信じざるを得ない状況の2人の前に、牧瀬が現れるのだった…。
電話レンジ(仮)が2話目にして成功。
次回は牧瀬も加わってこの実験を深く掘り下げていくのですかね?
そして岡部とその他の認識のずれ。
どうなっていくか楽しみです。

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