元の世界には戻れないことを告げられたシンクは、ひどく落ち込んでしまう。
それに対しエクレールはシンクに戦での活躍報奨金を渡し、ビスコッティ内の街中を説明しながら歩き回る。
戦争の金銭の移動は
・戦の興行を行う際は、興行主が戦参加希望者から参加費用を集めて、それを両国がそれぞれに計上する。
・戦勝国が6割、敗戦国が4割の金額を受け取る。
・分配費用のうち最低でも半分を参加兵士への報奨金などに充てなければならない。
・残りの半分は国益になり、国防のために使われる。
と規則により決まっている。
また守護力が働いていない場所では命を落とす可能性のある戦が起きる場合がある。
リコッタが幼少に発明した機械により携帯の電波がつながり、レベッカや他の人たちと連絡を取ることに成功する。
身体が汚れていたため、風呂に案内されるシンク。
だが、そこにはミルヒが先に入浴していた。慌てるシンク。それに比べ、それほど取り乱さないミルヒ。
彼女は先に上がってしまう。
その矢先に聞こえるミルヒの叫び声。驚いたシルクが外に出ると、そこにはミルヒをさらっていく3人組の姿が。
これにより、要人奪還戦が始まるのであった。