SERNへのハッキングに成功した岡部は、未来ガジェット研究所にラボメンを集め、円卓会議を開催する。そこで、自分たちが偶然発見した“過去へ送れるメール”を「Dメール」(※)と命名する。
特定の時間帯にメールを送信することで「電話レンジ(仮)」が放電現象を起こし、Dメールが送られると仮定した岡部は、検証すべく実験を再開。結果、「電話レンジ(仮)」の中に入れたバナナはゲルバナとなり、紅莉栖が送った岡部宛のメールは5日前の日付で届いた。
世紀の大発見に浮かれる岡部であったが、危険な人体実験をもいとわないSERNの秘密を知り、さらには無関係のまゆりを巻き込んだことに一抹の不安を覚える。
翌日、IBN5100を見学しようとラボに訪れた萌郁に、偶然にもDメールの存在を知られてしまった岡部は、秘密の保持のために、急遽彼女をラボメンナンバー005に認定することになる。
(※)作中では「デロリアン・メール」の略だが、公式では「Eメールを過去に送るということでEより前だからDメール」
(公式HPより)
●電話レンジの放電現象の実験によりわかったこと
・(半角12文字or全角6文字)×3通まで送れる。それ以降の文字は届かずに消滅
・タイマーに入力する数字により遡る時間が調整可能→タイマーの1秒=現実の1時間
・電子レンジに入れたものはゼリーマン化する。